今回も足裏の痛み(足底腱膜炎)の予防法についてお話していきます。
運動のコントロール(少なくする、メニューを軽くする、休養)・クッション性の高い靴を履く・テーピングをするについてお話させて頂きます。
運動量のコントロール
炎症している時は休養する事が最善です。ジャンプやダッシュなどの過度なストレス、長距離走などの反復的なストレスは痛みが出る可能性があるので様子をみながら軽い運動から行っていきます。全く運動しないのも関節や筋肉が硬くなったり、痛みも出てきたりしますので適度に行っていくことが必要です。
当院ではスポーツ選手はケガの具合に合わせてオーダーメイドのトレーニング指導を行っております。
クッション性の高い靴を履く
踵が薄い靴は着地時の衝撃が足裏にダイレクトに伝わります。大切な足を守るため衝撃を吸収するクッション性に優れた靴を選びましょう。偏平足やハイアーチなど足裏のアーチが崩れている人はインソール(中敷き)の使用が有効です。土踏まずを柔らかいクッションで支えることで筋膜の緊張が和らぎ痛みの緩和になります。
テーピング
足裏のアーチが崩れていると足裏に負担がかかりやすくなり硬さや痛みにつながります。
テーピングでアーチを作ることで、足裏のクッションをサポートする効果があります。
足裏簡易テーピングのご紹介
1テーピングの長さは足の大きさの1/2~2/3位を目安に用意します。
2痛みの出ている足を反対の膝の上に置きます。
3足首の角度は直角にし足の指を反らせます。
4親指の付け根(母指球)に2~3cm貼ります。
5テープを軽く引っ張りながら土踏まずを通り踵にテープを貼ります。
6踵にテープを貼る時は最後の2~3cmテープを引っ張らずに貼ります。
足裏の痛みでお悩みの方、根本改善したい方、スポーツのパフォーマンスを上げたい方は是非一度ご相談下さい。最適最善の治療法をご提案させいただきます。
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