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  • 執筆者の写真あいわ鍼灸接骨院山梨院

夏の不調は冷え症にあるかも?

更新日:2022年6月10日


夏本番になり、冷房をつける機会が増えるこの時期・・・

ところが冷房のきいた部屋に長間さらされることで『耐えがたい身体の冷え』を感じている方が増えています。


今回は、この時期、特に女性に多い『夏の冷え症』について書こうと思います☺



【冷え症とは】


「身体全体は寒くないのに、手・足・腰などの身体の一部分だけが特に冷たくなる状態」です。

私たちには環境や季節の変化に対応するため、自律神経によって体温をうまく調節する働きが備わっていますが、炎天下の屋外と冷房のよく効いた室内の温度差が激しい夏場は、自律神経系のバランスを崩しやすく、体温調節がうまくいかずに、冷えに伴うさまざまな症状が現れやすいのです。



【冷え症の主な症状】


冷えを感じる部分は様々ですが、一般に「手足が冷える」ことが多く、体質だからと放っておくと、その他にも冷えに伴って、次のような様々な症状が現れることがあります。


●頭痛・肩こり・腰痛などの『痛み』の症状


●月経痛・月経不順など『生理』の問題


●食欲不振・腹痛・下痢・便秘など


●めまい・イライラ・倦怠感・のぼせ・むくみなど




【夏の冷え症の原因】


●夏バテによる胃腸機能の低下


●無理なダイエットによるエネルギー不足


●運動不足からの筋力低下


●冷房の影響で身体がさらに冷えてしまい、熱を運ぶ血液がうまく流れない


様々な原因に加えて、特に女性は基礎体温が低く、血液循環が悪くなりやすいため、女性は男性に比べて冷えを感じやすい傾向にあります。


また、血行・ホルモンバランスの乱れが冷えに関わっていることも多いため、女性は特に意識して冷えから身体を守ることが大切と言えます。




【冷えによる身体への影響】


●自律神経の乱れ


自律神経とは、集中状態とリラックス状態を司っている神経で、血流や体調の維持にも大きく関わっています。

冷えは、この自律神経を乱す原因となり、自律神経が乱れると、頭痛や胃腸のトラブルが起こったり、寝つきが悪くなったりします。


●免疫低下により風邪を引きやすくなる


身体が冷えると、内臓も冷えてしまいます。

内臓が冷えると免疫力が低下し、風邪を引いてしまう可能性が高まります。

また、エアコンの風は空気を乾燥させるので、エアコンの効いた部屋に長時間いると、喉を痛めたり咳が出やすくなったりもします。


●むくみ


むくみは、体内に余分な水分や老廃物が溜まることによって発生します。

血流が悪くなるとこれらを押し流す役割が低下するため、内臓を冷やして血流を悪くする冷えは、むくみを引き起こす環境も作りやすいとも言えます。




【夏の冷え症予防】


●身体を冷やさないようにする


冷房の効いた室内では、薄手の上着を羽織るなど、身体を冷やさないことが基本です。

また、シャワーを浴びるだけではなく、ぬるめのお湯(37~38℃)に半身浴でゆっくり温まるようにしましょう。


●身体を温める食べ物を摂る


*ビタミンE…手足の温度を上げるのはビタミンE。夏は特にカボチャなどの緑黄色野菜やアーモンドがおすすめです。


*ニンニクやショウガ、トウガラシなどのスパイス…深部体温を上げてくれるので、夏こそ積極的に摂りたい食材。ニンニクはにおいが気になるという方は、におわないニンニクや休日前でも良いので、夏バテ防止にしっかり摂りましょう。


*発酵食品

免疫力アップには腸内環境を整えるために、納豆・味噌・ヨーグルト・ぬか漬けなどの発酵食品も意識して摂りましょう。


●適度な運動を心がける


ストレッチやウォーキングなどの適度な運動は血行を良くし、また、産生に関係する筋肉の衰えを防ぐことができ、冷えの解消につながります。汗をかいた後は、必ず汗を拭いて身体を冷やさないようにしましょう。





日常生活のちょっとした気配りで身体は温まり、健康になっていきます。


温まる気持ちよさを感じながらセルフケアを習慣化し、夏冷え体質を改善していきましょう(*^^*)





★当院では、鍼灸治療によって冷え症を改善することが出来ます。


血行不良や自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどが複雑に影響し合って起こる冷え症は、自分ではどうケアすべきか判断しにくいものです。


『冷え』でお困りの方は当院の鍼灸治療を是非お試しください✨

















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