ここ数年「脊柱管狭窄症」と診断を受けて来院する方がとても増加しています。
長く歩くとつらくなり腰を丸めると平気。足の裏がしびれる。有名な所見ですね。
特に60代以上の方はこの訴えと画像(XP/MRI等)上の変形で診断される事が多いように思います。
しかし実際に施術をしていくと「あれ?」となる事が多くあります。
複数の症状が絡んでいる中の一つとして狭窄症様の症状が目立っているだけであったり、画像上の変形は強いものの実際の所見は別の腰痛であったり、顎関節や頸椎の施術で症状が消失したり、変形はそのままでも地道なリハビリで治ったり、といった具合です。
実際重度の狭窄症と言われててオペを勧められている方の施術を続けた結果、症状が消失した為にオペの必要なしとなったことは何度も経験しております。
これは私の治療技術が、というよりも脊柱管狭窄症は非常に幅が広い病態であり、オペはあくまで選択肢の一つに過ぎないという事です。
全てではありませんが、脊柱管狭窄症は保存的に(手術なしで)症状を改善させられ得る病名なのです。
脊柱管狭窄症で手術を勧められている方、症状でお困りの方は是非一度当院にご相談下さい。
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