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執筆者の写真あいわ鍼灸接骨院山梨院

塩分の摂りすぎが招くリスク

私たちの食卓に欠かせない調味料、食塩。

しかし、塩分の摂りすぎは様々な病気を引き起こすリスクとなってしまいます。


日本では、成人の約3人に1人、高齢者の約3人に2人が高血圧と診断されている現状です。


生活習慣病の予防のためには、1日当たりの食塩摂取量は、成人男性で8g未満、成人女性で7g未満とされています。

しかし平均摂取量は、男性で10,8g、女性で9,1gと目標値から2~3gもオーバーしています。


食塩を摂りすぎることで血液中のナトリウム濃度が高くなり、身体はバランスをとるために水分を欲します。

水分を摂ると、血管に流れる血液量が増え、高血圧につながるのです。


高血圧状態が続くと、血管はいつも張りつめた状態になり、次第に厚く硬く変化します。

これが動脈硬化です。


高血圧は脳卒中や心臓病、動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞などの原因となります。


高血圧の予防には、毎日の食事での食塩の摂取量を制限することが重要です。


無理なく試せる減塩方法をいくつかご紹介します^^

❶ラーメンなどの麺類はスープを残す

全部飲むと、食塩相当量は約7g。

しかし、スープを残すと約3.5gとなり、3.5gの減塩になります。


❷ソースなどの調味料は“かける”よりも“つける”

ソースなどは、かけるよりもつけて食べる方が、かけすぎの予防にもなります。


❸味にアクセントがつくアイテムを活用する

旨味を引き出してくれるダシや、酸味で物足りなさをカバーしてくれるお酢、ピリッとアクセントになる香辛料や、にんにく、生姜、シソの香味野菜を使うなどの工夫で味に深みがでます。


❹減塩商品を活用する

最近では、お醤油やお味噌などの塩分が高いけど欠かせない調味料も、減塩を意識した商品がたくさんあります。


❺カリウムを摂取する

カリウムは、ナトリウムを体外に排出するのを促す働きがあるので、カリウムを摂取することは体内で減塩を行っていることと同じになります。

不足しがちな栄養素なので、積極的に摂るよう心がけましょう。



食塩は高血圧に強く関係しており、他にも食塩の摂りすぎは胃がんや腎結石、骨粗鬆症などの病気を招くことが言われています。

塩分の摂りすぎは少し気をつけることで制限できるので、ぜひ日々の食卓で意識してみてください^^

 





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