のどの不調対策
- あいわ鍼灸接骨院山梨院
- 2021年12月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年6月10日
最近は1日の寒暖差が激しく体調を崩しやすくなっています。
この時期は空気が乾燥している為、のどに不調を感じる方も
多いかと思います。
本日はのどの痛み、不快感の原因や対処法についてご紹介
させていただきたいと思います(*^^*)
☆飲み込む時の痛み
細菌やウィルスによって咽頭や扁桃に炎症が起こっていると
飲み込む時に痛みが出ます。
我慢できない程の痛みや高熱、のどに膿が出来てしまっている場合は他の
病気の可能性もある為病院へ行く必要があります。
☆のどがムズムズかゆい
花粉症やアレルギーにより鼻がつまって口呼吸になると乾燥した
空気によってのどの粘膜が傷つきやすくなります。
鼻の症状を抑える薬を使えばのどのかゆみや痛みなどの症状も緩和されます。
☆声がかれる
のどぼとけのある部分に炎症が起こると咳が出たり声がかれたりします。
風邪をひいて起こった炎症であれば風邪が治れば良くなります。
声がかれたまま治らない、呼吸が苦しい、食べ物や飲み物が飲み込めない
場合は早めに病院を受診しましょう。
のどには、、、
ほこりや煙や花粉、ウィルス、細菌など外敵を体内に侵入させないようにするための
防御システムが備わっています。外敵が入ってくるとのどの粘膜でそれを付着し
外へと追いやります。
のどが乾燥すると防御機能が低下し、ウィルスや細菌に感染しやすくなります。
風邪などのウィルスに感染するとのどの細胞が破壊され炎症がおきます。
この炎症が痛みや腫れの原因になります。
タバコの煙や花粉、ほこりなどにさらされ続けたり
過度のお酒や香辛料による刺激を受けたりして炎症は起こります。
痛みでは無く、その原因となる炎症を抑える事が大切です。
炎症やアレルギー症状がおこっている場合体内では
プラスシンという物質が過剰に作られます。このプラスシンを抑える
トラネキサム酸などの抗炎症成分が配合された薬は喉の痛みや腫れなどを
改善してくれます。
効果的なうがい方法
上を向いて息を吐くガラガラうがいが効果的です。
コップ1杯のぬるま湯に対しティースプーン半分位の塩を混ぜた
食塩水を使うと除菌効果が高くなります。
うがいをしすぎるとのどの正常な細胞まで洗い流してしまう
ので、過剰なうがいには注意しましょう。
こまめに水分をとってのどを潤す事も大切です。
うがいが出来ない状況の時は緑茶をこまめに飲みましょう。
緑茶に含まれるカテキンは殺菌効果が高い為オススメです。
一度にたくさん飲むのでは無く、こまめに少しずつ飲む事で
のどを潤わせウィルスの侵入を防いでくれます。
★のどに良い食材★
ねぎ、しようが、大根、レンコン、梨、キンカン、柚子、りんご
◎ねぎ→ねぎに含まれるアリシンという成分には殺菌効果があり、ネギオールという
成分には抗炎症作用があります。
◎しょうが→しょうがに含まれるジンゲロールやショウガオールは殺菌作用を持ち
血行を良くする効果があります。
◎大根→大根に含まれるアリルイソチオシアネートには抗炎症作用、殺菌作用があります。
◎レンコン→レンコンに含まれるタンニンには抗炎症作用があり、ビタミンも豊富です。
◎梨→梨に含まれるソルビトールにはのどの痛みを鎮める効果があります。
カリウムやビタミン、水分を多く含んでいるので風邪を引いた時オススメです。
◎キンカン→キンカンに含まれるヘスペリジンはのどの炎症を抑える効果があります。
◎柚子→柚子はビタミンCが豊富で粘膜の保湿や保護効果を合わせ持っています。
風邪やインフルエンザの流行る季節になってきたので、のどのケアが大切です。
身体の防衛機能を高め感染予防することが出来ます(*^-^*)

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